布団の買い替え時、意識していますか??そろそろかな?と考えてはいても、ずっと使ってしまうという人も多いのではないでしょうか?眠れないくらい汚くないだけに、迷ってしまいますよね。
そこで、知るべきことは布団の寿命です。
布団の需要は素材によって違ったり、保存の仕方など細かいことで変わってくることもあるのですが、基準として目安を知っておけば買い替えるきっかけとなります。
眠りの質が悪いと日常生活にも支障をきたします。
- 布団の寿命・・いつが買い替えどきなの?敷布団と掛け布団!
- 布団の寿命は値段によって違う?
- 布団を長く使うためのお手入れ方法
についてまとめましたので、参考にしてくださいね。
布団の寿命〜敷布団の買い替えどき〜
今使っている布団、いつから使っていますか?この記事に訪問してくださったのであれば、きっと長期間使っているのではないかと想像はできるのですが(笑)
布団の寿命と聞かれると、決まった年月では表しにくいのが正直なところ。ですが、敷布団は長い間使っていると初めより厚さがなくなってきたり、クッション性もなくなってきます。
毎日毎日敷いて寝ているのですから、当然と言えば当然。ボリュームがなくなってくるのです。
ボリュームがなくなってくるとどうなるのかというと、保温性が悪くなったり、寝ているときの姿勢保持力が低下してしまいます。その結果、寝ているのに起きてもスッキリしなかったり、寝て肩が凝ったり、腰が痛くなったり、寒くてねれなくなったりの原因となってしまいます。
また、衛生面から見てもよくない部分が。こまめに天日干ししたり努力をしていてもダニが繁殖したり、寝汗により雑菌、カビが繁殖するといったことが起こります。
年に一度または2度ほどの敷布団の丸洗いや天日干し、掃除機がけなど日々のケアは必要です。そしてある程度の期間使用した敷布団は、機能面でも衛生面でも定期的に買い替えをするという判断をしたほうが良いでしょう。
正直なところ、この敷布団もう使えない!!というひどい状態になることは少ないので、ある程度期間を決めておくといいですよ。
買い替える目安の時期は、敷布団と掛け布団で少し違います。また、素材でも違うので、今回はそれぞれの買い替え時の目安について、説明していきます。
綿(コットン)の敷布団
綿の布団は、長く使うことで硬くなってきますが、それを解きほぐして、打ち直すことで、再びふっくらさせることが出来ます。
打ち直す目安は約3年です。打ち直すのは2回までで、その後は買い替えるのがいいでしょう。
合成繊維(ポリエステル)の敷布団
約3年前後が替え時です。
羊毛(ウール)の敷布団
使用状況によって違いますが、約3年が目安です。使っていると、ヘタリが出てくるので、状況によって点検や買い替えをしてもいいでしょう。
・・・・
ん?ちょっと思っていたよりも布団って寿命が短いんだな・・と感じたのは私だけではないはずです。
3年って・・と思ってしまいましたが、これはあくまでも推奨の目安です。実際はだいたい5年くらいを目処にしたら良いです。使い方によっても変わってくるので、自分自身で使用頻度を考えた時にどうか、保存状態なども加味して買い替えを検討してくださいね。
私はつい最近までおばあちゃんの家にあったかなりの年代物の布団も置いていました。使っていなかったんだったら、布団としての寿命は過ぎていたことを知っていれば早く処分できたいうことなんですね。
では、次は掛け布団の場合を見ていきましょう。
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布団の寿命〜掛け布団の替え時〜
次は掛け布団の買い替え時を、素材別に説明していきますね。敷布団とは寿命がちょっと違いますので、参考にしてくださいね。
綿(コットン)
敷布団で説明した通り、掛け布団も打ち直すことが出来ます。目安としては、約5年となっています。
羽毛
5年に1度、傷み具合を確認し、そのときに応じて仕立て直しやクリーニングに出すのがいいですよ。暖かさも変わってきます!
合成繊維(ポリエステル)
約5年前後が買い替え時です。
羊毛(ウール)
約5年が交換の目安ですが、使用状況によっては点検や交換をしてもいいでしょう。
布団の替え時は値段によって違う?
布団って高いものから、安いものまで様々な値段がありますよね。品質やこだわりなど違うのはわかるけど、だからやっぱり値段が高い方が長く使うことが出来るのか…?は気になる部分です。
値段により買い替え時期は変わるのでしょうか。
結論をいうと、値段の違いは品質や寝心地、使用感の違いが大きい部分ですので、買い替え時期が長くなるかというと違う部分があります。
多少の耐久性にも違いがありますが、逆に高い布団の方が繊細な材料をつかている場合も多く寿命が短い場合もあります。値段だけで判断しないように注意しなければいけませんね。
布団を長く使うための手入れ方法
布団にも寿命があって、買い換えることがいいのはわかっていても、そんなに何回も買い替えられるわけではありませんよね。
もちろん安いものや高いもの、色々なレベルものが売ってるので、品質には値段による違いもあるかもしれませんが、基本はシーズンごとに買いかえるといったものではありません。
やはり手入れをするかしないかで、布団の寿命は変わってきます。そこでここでは出来るだけ長く布団を使うための手入れ方法を紹介していきます!
日常での注意点
そのままの状態で布団を使っている場面も見かけることがありますが、必ず布団カバーやシーツを使いましょう!生地が傷むのを防ぎ、汗を吸収してくれます。
また、シーツやカバーは外して定期的に洗うことで、衛生面から見ても良いです。
干すときの注意点
布団は汗や湿気が溜まりやすいので、定期的に天日干ししましょう。
季節によりますが、午前10時〜午後3時までの湿度が低い時間帯に干してください。夕方まで干してしまうと、また湿気を吸ってしまってじめっとした感じの布団になって逆効果。
天日干しをするときは、布団シーツやカバーはかけたまま干すのがおすすめ!布団の生地が傷んでしまうのを防ぐことができます。
収納する時の注意点
湿気の少ない場所で、下に敷布団、上に掛け布団を収納するようにしてください。
しばらく使わない布団やお客様用に用意した布団は、天日干ししてからシーツやカバーを外し、湿気の少ない場所で保管しましょう。
洗うときの注意点
家で洗濯出来ないものもあるので、その場合は専門業者・寝具専門店にお願いしましょう。
また、洗濯できる布団であっても、家庭用の洗濯機では無理な場合もありますので、方法としてはコインランドリーもおすすめです。
洗い終わったら風通しの良い日陰に干し、十分に乾燥させます。このとき、詰め物が寄っていたら、軽く叩いて整えましょう。
まとめ
布団ってなくてはならないものだけど、なかなか買いかえる機会もないものでもあります。めちゃめちゃに壊れたりしないので、そろそろ・・と思いながらズルズル使ってしまったりしますよね。
でも、布団の寿命がある程度わかれば、それを基準に買い替える目処が立つのではないでしょうか?
布団の寿命=買い替え時は、生地の素材で違ったり、保存状態や値段による耐久性の違いなどでも変わってくることもありますが、購入時期から考えて新しいものにすると気持ちの良い睡眠が取れますよね。
睡眠は人生の3分の1と言いますから、できるだけいい環境で眠れたら最高です。
また、長く使うためにこまめに天日干ししたり、収納の仕方を見直してみたりなど、大切に使う方法もしっかり知っておきたいものです。
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