すぐに現金書留を送りたい!香典の場合は特に急に用意しなければいけない状況になりますし、お祝いの場合でもズルズル忘れてて慌てて送る、というのもよくある話です。
郵便局は平日の日中しか開いてないから、土日でも夜間でも忙しくても行ける、そんな時の味方はコンビニ!
最近、切手はほとんどのコンビニで買えるようになりましたよね。さて、現金書留となるとコンビニで送れるのでしょうか?そもそも現金書留の封筒が売ってるのでしょうか?
この記事では、現金書留の送り方と受け取り方についてもまとめました。
受け取り方法については知らなかったこともありびっくり。
現金書留のあれこれについて、ぜひ参考にしてくださいね。
郵便局は時間外!現金書留封筒はコンビニで買って送れる?
振込はスマホからもできたりするので便利ではありますが、まだまだ現金を渡したいシーンはあります。
だけど直接渡せない。そんな時に使うのが現金書留です。ポストに入れれない、普通には送れないことはわかっていても、なかなか郵便局との時間が合わなくて現金書留を送りにくいという時もありますよね。
いつでも開いてるコンビニではどうでしょう?
現金書留は送れるのかというと・・・残念なことに
コンビニではほぼ現金書留用封筒は売ってないし、現金書留を送ることは出来ないのです!
じゃあ結局は郵便局に行くしかなく、平日の夕方から深夜の時間帯や土日・祝日は現金書留が送れないということなのか?という疑問が湧いてきますよね・・
土日や夜間に現金書留を用意したいときは?
郵便局が開いているときに行けない人は、どうしたらいいのかというと?きちんと対応策がありますよ。
そんな人は「ゆうゆう窓口」を利用しましょう。大きな郵便局に設置されている窓口ですが、ここに現金書留用封筒も売られています!
ただし全部の郵便局にあるわけではないので、どの郵便局にあるのかをあらかじめ探してから行く必要はあります。調べるときはこちらのゆうゆう窓口検索ページを使って探してくださいね。
はい、ここで疑問が湧いてくるのは「現金書留」は「専用封筒」でしか送れないのか?ということですね。
わざわざゆうゆう窓口行って封筒を買ってからじゃないと送れないのでしょうか?
現金書留は普通の封筒で送れるの?
現金書留を普通の封筒で送ることはできます!
ただし、「のし袋などに入れた現金が、郵便局で売られている封筒に入らない場合」が原則です。この場合は定形外郵便+現金書留という考え方になります。
後から封筒の料金については説明していますが、のし袋に入れたお金を送ることができる大きさの封筒も用意されていますし、値段の高いものではないので基本は現金書留専用の封筒を使うのが望ましいです。
現金と一緒に何かプレゼントも渡したい、なんて時もありますね。そんなときは現金書留を小包とセットで送ることもできます。
郵便局HPより
物品や手紙を同封することは可能です。
定形郵便物、定形外郵便物に現金書留をつけそれぞれのサイズの物品や手紙を同封することは可能です。
なお、ゆうパックは現金書留とすることができません。引用ー日本郵便
ちなみに、現金書留は休日でも配達してくれます。
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現金書留の送り方。サイズや必要なものとは?
普通郵便では現金を送ることは禁止されているので、郵送する場合は現金書留を使って送ることになります。
現金書留は色々と送る方法が決まっています。
初めての方にとってはわかりにくいこともあるので、現金書留の送り方を説明していきますね!
送る時に必要なもの
まず現金書留を送るために必要なものはこちら。
- 送るお金(中身の現金)
- 送る相手の住所・名前・電話番号
- 手数料分の現金(現金書留郵送料)
- 印鑑(できるだけ用意する)
- ※現金書留専用封筒→郵便局で購入必要
忘れがちなのが印鑑。これを忘れちゃうっていうことが多いと思います。
現金書留を送るだけなら署名でもいいのですが、お祝いや香典を送るのであれば専用封筒も綺麗に仕上げたいもの。
どうしてもサインではシャキッとしないです。印鑑があるとバッチリ本来の形に仕上がるので、送られた側のことを考えるとあったほうがいいですよ。
送るお金を準備したら郵便局で現金書留用の封筒を購入します。
現金書留専用封筒は2種のサイズあり
現金書留専用封筒は二種類の大きさがあります。見た目は同じで大きさが違うだけ。
- そのまま現金を入れる封筒
- ご祝儀袋などに入れたお金がはいる大きさの封筒
どっちも1枚21円なので、場合によって必要な方を選んでくださいね。
封筒に宛名等を書いて中身を入れる
次は封筒に宛名と差出人を書きます。→ここで注意!
うっかり中身を入れてしっかり糊付けしてしまってから宛名を書くとガタガタでかけません(笑)封筒を購入して自宅で用意する時は特に気をつけてください!
必要事項を書き終わったら封筒にお金を入れます。お金は向きを揃えると綺麗です。
現金書留専用封筒はお金が透けないように2重構造になっていて、とてもしっかりとした作りになっています。
封をするときは一番中にあるフタを、下側のフタに被せないようにおり貼った後、下フタを被せてノリずけ、そして最後に上のフタをしめます。
数回互い違いに封を止める構造になってて、現金を送るから厳重だなーって感じがしますよ。
説明は封筒にも書かれているけど、少し難しく感じる時は郵便局の人に聞くのがいいでしょう。
最後の仕上げは印鑑
最後に蓋と本体にまたがるように割印をします。
この割印はサインでも構わないのですが、先ほどもお伝えした通り印鑑の方が綺麗に仕上がるのでおすすめです。
窓口・ゆうゆう窓口で差し出す
あとは窓口に渡して、手数料などを支払って終わりです。手数料は、普通郵便代金に、金額によって違う書留料金をプラスして支払います。
・・なかなか手順が多く慣れないうちは現金書留は送るのが大変と感じてしまうかもしれません。
でも遠方の人に現金が遅れるんだからとても便利ですね。振り込みなどとは違う暖かさも伝わるので、節目のお祝いや香典などの場合はフル活用しましょう。
現金書留の受け取りについて
あなたは現金書留の受け取り方をきちんと知っていますか?
現金書留は送ったら終わりというわけではありません。送り先の方にきちんと伝え、受け取ってもらうことが必要です。
今回は現金書留の受け取り方法の他に、郵便留めにする方法、受け取りを拒否する方法も合わせて説明していきます。
現金書留受け取り方法
まず、受け取りには本人または受け取る人の印鑑かサインが必要です。
家に誰もいない場合、ポストには配達されません。そんなときは郵便受けに「不在通知」が入るので、再配達をお願いしましょう。
不在通知は様々な情報が書いてあり、再配達のときにも必要になるので、無くさないように大切に持っておきましょう。ここは宅急便の時と同じです。
再配達をお願いするときは
- インターネット
- 電話
- 郵便
- FAX
などを使って再配達をお願いし、受け取るようにしてくださいね。再配達をお願いするときは、受け取れる時間帯でお願いしましょう。
なかなか受け取れる時間に家にいない、または対面受け取りをするのは不安、郵便局ならいつも通るから都合がいい!などの場合は郵便局留めにすることもできますよ。
郵便留めにする方法
あらかじめ相手に伝えることで郵便留めにして送ってもらうことが出来ます。郵便留めにするには、現金書留用の封筒の宛先部分に
- 送ってもらう郵便局の郵便番号(必ず必要)
- 郵便局の住所(市までで大丈夫・わからなければ省略可)
- 郵便局名(例:「〇〇郵便局留」と書く)
- 受取人の住所と名前・電話番号
を記入します。
受け取るときは、本人であることを証明するものを持って郵便局に行くと受け取ることが出来ます。
逆に手間になる場合もあるので、どこを宛先にするかは相手に確認しましょう。
受け取り拒否する方法
受け取りたくないお金が送られてくることも考えられます。
このような時、受け取り拒否する場合には、配達の人に受け取らないことを伝え、印鑑またはサインをすれば、返送料なしで送り返すことが出来ます。
ただし、封筒を開けてしまったときは受け取りを拒否できなくなりますので注意してくださいね。
サインをして拒否する場合は、相手に拒否したことが伝わります。拒否したことを相手に知られたくないときは、不在のまま保管期間切れにして送り返すことも可能です。
まとめ
現金書留について、コンビニでの発送についてや送り方、受け取り方をまとめてきました。
- 現金書留はコンビニでは送れない。
- 郵便局またはゆうゆう窓口でしか、送ることが出来ない。
- 送り方は、専用の封筒に入れて、必要事項を書いて窓口に渡して手数料を払う。
- 受け取るときは、本人または受け取る人の印鑑、サインが必要。
- 郵便局留めや受け取り拒否も可能。
現金書留を使えば、他の郵便物では送れない現金を送ることができるので使う機会もあると思います。
少しばかりいつもと違った送り方となりますが、難しいということもないので、時間があうなら郵便局で、時間外にしかいけないのであればゆうゆう窓口で送るということを覚えておいてくださいね。
現金書留は使って送った経験がありますが、個人的には受け取り拒否が出来るというのが驚きでした!!その場合には、相手に分からないようにしたほうがいいなーっと感じちゃいました。
現金を送るときは、相手の都合も聞いてから送ると良いですね。
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