私の夫はおたふく風邪に感染したかどうかがはっきりしません。実家のお母さんに聞いても、あれがおたふくだったのかな?と曖昧な返事・・。
我が家には子供がいて、集団生活をしているのでどうしても感染症のことを心配しておかなければいけない状況です。
大人のおたふく風邪に関して、私個人にもいろんな情報が耳に入ってきました。感染しても3割が症状が出ないとか、大人が感染すると男女で症状が違うとか、しかも合併症を引き起こす危険性もあるとか…
いろんな情報がありすぎてどれが正しいかわからないようになったので、大人になっておたふく風邪にかかった友人の夫の体験談も踏まえて、調べてまとめることにしました。
私はお医者さんではありません。あくまでも自分の忘備録として残したいと思いますので、同じ悩みを持つ方へ参考程度に見ていただければと思います。
大人がかかると大変!?おたふく風邪の症状とは
まずはおたふく風邪の主な症状を知っておく必要がありますね。
主な症状としては両耳の下が腫れて痛みが出ます。ただし中には片方だけの症状の人もいるようです。この痛みがひどい激痛になると、ご飯を食べるのも辛く、痛みのピークには、あご下から舌にまで広がってしまうということです。
耳の下の腫れの他にも発熱などがあり、風邪を引いたときのようなだるさがあるのも特徴の一つです。
おたふく風邪のほとんどが軽く済むことが多いので、油断しがちになってしまうのですが、大人がかかると酷くなる場合もあります。下記に大人がかかるとどのような症状になるかをまとめましたので参考にしてくださいね。
ちなみに保育園時代に娘がおたふく風邪に感染した時は、耳の下こそちょっと痛がったもののそのほかはひどい症状はありませんでした。
おたふく風邪は大人と子供では症状が違うと考えておく方がよさそうです。
おたふく風邪って大人がかかるとどうなる!?
おたふく風邪は大人が感染した場合、悪化して合併症を起こす危険性もあるので注意が必要です。大人の場合は症状が男女で全く違うという場合もあります。
それでは実際にどんな症状が出るのでしょうか?
大人の男性の場合
約20〜30%の確率で睾丸炎になります。耳の下が腫れてから、4〜10日で症状があらわれ、睾丸の激痛や腫れ、赤みなどの症状がみられます。
これは、両方ではなく片方にだけみられることが多いそうです。
生殖器に障害が残る可能性があるので、注意したいですね!
女性の場合
女性は卵巣炎になることがあります。
約7%の確率で不妊症の心配があるとのこと。この数字を多いと見るか少ないと見るか?
症状は、下腹部の痛みや高熱、また悪化すると吐き気、おりものの増加などもあり、注意が必要です。
また女性は妊娠初期におたふく風邪に感染すると流産の確率が高まると言われているので、妊婦さんは特に予防をしっかりとして、注意しなければいけませんね。
男女別で病気の症状を説明してきましたが、他にも合併症を引き起こす可能性もあります。
- 骨髄炎
- 心筋炎
- 膵炎
- 肝炎
- 難聴
- 甲状腺炎
- 溶血性貧血
以上のような合併症があるので、よく注意し早めに病院に受診しましょう!
おたふく風邪ってどのようにうつる!?
おたふく風邪は、飛沫感染または接触感染で感染します。なので、感染している人との会話やくしゃみ、咳などで感染します。
潜伏期間は、2〜3週間。しかし感染しても病原性が弱いため、3割の人が症状が現れないことがあります。
病原性が弱いのは良いのですが、そのために感染していても気づかず知らないうちに他の人にうつしてしまい、結果的に感染を広げてしまうことに繋がってしまいます。
発症する年齢としては、3〜10歳の保育園・幼稚園・小学校に通っている子どもに多く、他の子どもからうつり、おたふく風邪が流行してしまうので、その家族や親族、仲の良い友人などが感染しやすい状況とも言えます。
うつらないようにするためには、
- 予防接種を受ける
- 流行し始めや、身近におたふく風邪を発症している人がいたらマスクをする
- 手洗いうがいを忘れず行う
これらのことが大切になります。
自分は大丈夫という考えは危険。もしかしたら・・という気持ちを常に持っておくことが予防の第一歩です。
まとめ
大人のおたふく風邪はやはり症状がひどくなる場合があることがわかりました・・。おたふく風邪が周りではやり出す前の予防接種、流行中にはマスクや手洗いうがい。これを徹底する必要がありますね。
- おたふく風邪は、両方の耳下または片方だけが腫れる。
- 3割が感染しても症状が出ない場合がある。
- 感染経路は空気感染・接触感染。
- 大人が感染すると、男女で症状が違う。
- 合併症を引き起こす危険性がある。
おたふく風邪にかかりやすいのは子供なので、大人が移るとしたら子どもを看病しているうちにという場合が多いです。もちろん子供が感染してしまうと親が看病しなければいけません。
感染するかもしれないという心づもりや予防をしていると違いますので、対策をとって十分に気をつけましょう!
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