食欲不振の原因とは?お腹は空くのに食べられないのは病気のせい?

記事内に広告が含まれている場合があります。

 

食欲不振

なんだか最近食欲がない…おなかが空くのに食べられない…そんな食欲不振の症状に悩んでいませんか?

栄養をしっかり摂らないでいると体に大きな悪影響を与えてしまうと考えると、食べなきゃいけないと焦ってしまいますよね・・。さらに体の調子が悪ければ精神的にも影響を及ぼしかねません。

そこでなぜこんなことが起こるのか?自分自身の食欲不振をきっかけにきちんとまとめることにしました。

食欲不振のメカニズムや原因について、ぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

食欲不振の原因とは?おなかは空くのに食べられないのはなぜ?

疑問

食欲は、脳の視床下部というところにある食欲中枢によってコントロールされています。食欲中枢には、満腹を感じる「満腹中枢」と、空腹を感じる「摂食中枢」があります。

人は活動することで体内のエネルギーが消費されます。すると血糖値が低下し、その情報が摂食中枢に伝達されます。その後「エネルギーを補給しなさい」と摂食中枢から体に伝えられ、空腹を感じます。

逆に、食事などで体内にエネルギーが補給されると血糖値が上昇し、満腹中枢は「エネルギーを摂取しなくていい」という情報を体に伝えて満腹だと感じます。

ところが、この満腹中枢により満腹だと感じさせる「血糖値」は食事以外に疲労やストレスなどでも上昇するのです。

食事をしなくても血糖値が上がれば空腹感を感じなくなってしまいますから、お腹が空いても食べられない=食欲不振 ということになってしまうのです。

胃がからっぽだから空腹を感じる、でも食事以外の何かが原因で空腹感が抑えられている…そんなことが体の中で起きているのかもしれません。具体的にどんなことが起きているのか?は人それぞれ違うのですが、可能性のあるものを次にまとめますね。

[adsense]

食欲不振は季節の変わり目のせい?それとも病気?

食欲

食欲不振には、日常生活が原因のものと病気が原因のものがあります。また、どちらか一方だけではなく、複雑に影響し合うものと考えられています。

よくある食欲不振の原因となる事項をまとめました。

日常生活の中で食欲不振になる原因

【ストレスや生活習慣の乱れ】

ストレスがたまったり不規則な生活を送ったりすると自律神経が乱れ、体の機能に影響が出てしまいます。

副交感神経は自律神経のひとつで、人が睡眠などで体を休めている時に働きます。休んでいる時には胃腸などの消化器系が活発に活動しますが、自律神経がうまく機能しないと、副交感神経の働きも乱れてしまいます。

そうなると消化器系は正常に機能しなくなり、消化不良から食欲不振を起こします。

【運動不足】

運動などで体がエネルギーを消費すると、脳が「食べなさい」と指示を出します。当然のことながらエネルギーを消費しない状態ではこの指示が出ません。

ですから、「よく動いたからおなかがペコペコだ」「じっとしていたからおなかが空かない」というのはごく自然なことだと言えます。

【寒暖の差】

季節の変わり目に体調を崩すのはよくあることですね。

これは昼と夜の気温差が大きくなることで、ひんぱんに体温などを整えようとするため、自律神経がバランスを崩してしまうのです。このことが結果的に体へのストレスとなってしまい、食欲不振を引き起こしてしまう原因となります。

病気が原因の食欲不振

【消化器官の不調】

代表的なものが、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎・胃がんなどの消化器官の病気です。胃の痛みや不快感などの症状があり、消化機能が低下することで食欲不振につながります。

【風邪などウイルスによる不調】

風邪などのウイルスに感染すると体は発熱し、ウイルスと戦うことを優先します。このウイルスとの戦いを邪魔しないよう消化器官を休ませていると言われます。

結果として食欲不振になりますが、風邪などの時は無理に食べない方が早い回復につながるようです。

【うつ病などメンタルの不調】

うつ病はさまざまな要因で発症します。生きようとするエネルギーが減少して食欲不振に陥ると言われています。

メンタルの不調の多くはストレスが原因となっている場合が多く、この原因を取り除くことが重要です。

 

・・・・・・・

これが原因かも?思うものはありましたか?食欲不振が何か体の不調を知らせていることもあります。食欲不振が続く原因は病気の可能性もあるので早めの対処をしてくださいね。

取り除ける原因は取り除き、病気の要素もあると感じるのであれば病院へ行って相談しましょう。

まとめ

食欲不振は何かひとつのことだけが要因ではない場合も多く、さまざまな要因が影響し合い、心身のバランスが崩れてしまうことも原因だということがわかりました。

  • ストレスをためない
  • 生活のリズムを整える

まずはこの2つが重要になるでしょう。この基本を忘れないよう生活してください。

病気の原因は、元をたどればストレスや生活習慣の乱れなのかもしれません。「おいしく食べられない」「体の調子が悪い」ことが、さらなるストレスを呼び込むことにもなってしまいます。

仕事、勉強、もちろん遊びだって恋愛だって、元気な方がいいに決まっています。食欲不振になってしまったら、まず自分の生活を見直すのが大切ですね!

ゆっくりと休養を取り、規則正しい生活をしてストレスをためないこと。それでも症状が改善しなければ、無理をしないで医療機関を受診しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました