日本は春夏秋冬と季節が変わっていきますが、なぜか季節の変わり目に眠いと感じたことありませんか?眠いと仕事も家事も、何事も、なかなかはかどらないですよね。
今回は、なぜ季節の変わり目に眠くなってしまうのか?原因と解決法をご紹介します!
もしかしたら眠くなってしまうのは病気の前触れもあるかもしれません。自分はどういった症状なのか、合わせて確認していきましょう。
季節の変わり目は眠い!その原因は一体なに?
季節の変わり目だからと言って、なんでこんなにも眠いのでしょうか。実は原因として自律神経が関係しているのです!
季節の変わり目というのは、気温が大きく上下し不安定な日が多いです。
自律神経はストレスや緊張時などに働く交感神経と、リラックス状態のときに働く副交感神経があります。この2つの神経は体温調整や血圧など、バランスよく調整する役割を持っています。
しかし、気温差が上下する季節の変わり目は、この自律神経のバランスが崩れてしまい、寝ているときに副交感神経ではなく、交感神経が活発になってしまいあまりよく眠れていない状態になってしまいます。
自分では気づいていなくても、実は寝不足気味になることがあるという事です。
季節の変わり目にはこのような事態も想定しておきつつ、その日の気温や体調によって、寝室の温度やルームウェアを調整したり、ストレッチやアロマなどよく眠れる環境づくりを行うとよいでしょう。
でも、眠いと感じるのが自宅だけとは限りません。もしも家以外で眠くなってしまったら・・?そんな時におすすめの方法を次は2つお伝えします!
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季節の変わり目に眠いときの解決法2選
家で寝られればいいですが、仕事や家事で忙しく眠れないときは厄介ですよね。でも、眠気は容赦なくやってくる。そこで場所も選ばず簡単にできる解決法を2つご紹介します!とってもお手軽な事なので試してみてくださいね。
1.ツボ押し
眠気に効くツボが手のひらにあります。代表的なのが中衝と合谷です。
中衝は、中指の爪の生え際よりやや下で親指側にあります。眠気はもちろん、ストレス解消や集中力アップにも効果があります。
2つ目は合谷。合谷は万能なツボとして有名なツボです。
人差し指と親指の骨の合流地点からやや人差し指側にあり、くぼみがあるのでそこを親指でグーっと指圧していきます。
合谷は、頭痛や歯痛、肩こり、便秘や下痢、精神安定などの精神的な症状まで幅広い症状に効くので覚えておくと便利なツボです。
2.カフェイン入りの飲み物、歯ごたえのある食べ物を摂る
もう一つは、定番のカフェイン入りの飲み物を摂ることです。ホットだとより効果を発揮します。
コーヒーや紅茶の他、緑茶も玉露の場合はコーヒーよりもカフェインの含有量が多いので効果的です。コーヒーが苦手な方は、ココアもおすすめです。
また、歯ごたえのある食べ物を食べると、刺激によって脳が覚醒し、眠気覚ましになります。ガムや硬い歯ごたえのお菓子が良いです。しかし、仕事中にガムを噛むのはちょっと…という方は、カフェインが含まれているチョコレートがおすすめです。
チョコレートは口に含んでも溶けやすく、味もたくさん種類があるのでサッと食べやすいです。
仕事仲間に配ってあげてより食べやすい環境を作っちゃうのも手です。
季節の変わり目に眠いのは実は病気かも…!?
季節の変わり目に眠い・・これが病気ということはあるのでしょうか?
秋や冬はより眠さやだるさ、うつ状態になりやすいといわれています。日照時間が少なく、セロトニンが不足しがちであるためです。
セロトニンとは、精神を安定させる役割や睡眠ホルモンのメラトニンの原料になります。セロトニンは太陽の光を浴びることで作られる物質で、秋や冬は日照時間が短いため作られにくくなり、その結果、眠さや体調不良を起こしやすくなります。
セロトニンが不足しているとネガティブな思考になったり、感情がコントロールできず怒りっぽくなったり、逆に感情が沸かず虚無感や無気力状態になってしまいます。
また、自律神経が大きくかかわっているため自律神経失調症にもなりやすいです。
眠さだけでなくだるさ、頭痛、めまいや耳鳴り、気分が落ち込むなど様々な症状がありなかなか大変です。
あまり軽視せず、もしかして?と感じる場合や深刻な場合は、一度心療内科に行きましょう。
まとめ
季節の変わり目は眠気だけでなく、体調不良も起こしやすいのでいつもよりも多めに睡眠をとったり、体を動かしたりと工夫して生活するとよいでしょう。
また、季節の変わり目だけでなくずっと体調不良が続いている場合は、何らかの病気の前触れか、精神的に疲れが出ている可能性もあります。
放っておくと、完治するまでにどんどん時間がかかってしまうケースもあります。
ちょっとでも変だなと思ったら、すぐに病院に行きましょう。
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