寒くなると無性に食べたくなるのが「おでん」です。あったまって美味しいですよね!今はコンビニでも手軽に買えますが、家族みんなで食べたいし、量も作りたいからやっぱり手作り!
でも「だしが面倒」「そもそもだしなんか取ったことない」「煮る順番って?」などなど、おでんってちょっと躊躇してしまうことも。だって、失敗したら全部失敗になっちゃう。だから怖いですよね。
そこで、おでんのだしの取り方やレシピをまとめました。このページさえ見れば、今回はどのだしのおでんにするか?具材はなににするか?を選ぶだけ。それと最近話題の「トマトおでん」の作り方もご紹介します!
おでんはまず「だし」からスタート~でも難しいのでは?
おでんで悩むのはまず「だし」ですよね。ここを失敗してしまうと美味しいおでんは当然ながらできません。最近はパパッと入れるだけでOKの調味料がいろいろと出ているとは言え、それを使わなくても美味しいだしのレシピがたくさん紹介されています。
本格的すぎないだしレシピでもとっても美味しいものもたくさん。そして本格的なだしに挑戦するのもよし。より美味しいおでんが出来上がります!
ではどうやって作ると安定した美味しい味に仕上がるのか?やはり冒険せずに、レシピ通りにするのが一番です。
以下のレシピはどちらも つくれぽが多い=人気のレシピ です!しかも材料的にも少なくて、これでいけるの?!といった感じです。だから簡単&手軽!!
おでんだしおすすめ本格レシピ
上記のだしで作ったおでんは美味しいですけど、余裕があればぜひ本格的なだしを作って見てはいかがでしょうか?
練り物などのおでんダネで有名な「紀文」さん。HPで本格だしのレシピを教えてくれています。前の晩から水で取る方法なども載っていますよ。レシピだけではなく段取りまでわかりやすく書いています。
かなり本格派のレシピを一度見てみてください!
【紀文アカデミー おでん教室】
ただ・・本格的すぎていろんな材料も必要となります。「昆布買わなくちゃダメだわ」「家にあるものでなんとかしたい」「もっと簡単に!」そんな方には初めに紹介した簡単レシピがおすすめです。
母のおでん
ちなみに私の母は「鶏の手羽元」からだしを取ります。鍋に水、昆布、手羽元を入れて煮るだけ。鶏肉からいい味が出ます。コツといえばグラグラ沸騰させないこと。あとは味付けすればOKの簡単だしです。
手羽元はタネとしても超優秀なのです。お肉が骨からほろっとはずれ、味がしみしみ!
他のタネには鶏のコクがプラスされてとっても美味しくなります。ちょっと濃厚なだしになりますから、あっさり味では物足りないという男性にもおすすめです。よかったらお試しくださいね!
おでんの作り方~具材は何?煮る順番は?
ひと口におでんといっても、ご家庭によって味付けの好みやタネの食材もさまざまですよね。まず何を入れればいいのか迷ってしまいませんか?
代表的なおでんだねに使える具材はこちら!!
- 大根
- あげ
- 卵
- こんにゃく
- 厚揚げ
- ごぼう巻き
- さつま揚げ
- がんもどき
- じゃがいも
- たこ
- きんちゃく
- すじ
- ちくわ
- はんぺん
- ロールキャベツ
- 手羽先
- 鶏肉
- ウインナー
- ちくわぶ
関西で育っているので、関西寄りのおでんだねになってしまっているかもしれませんが・・代表的なものといえばこれらが主な具材です。
おでんダネで人気の「ちくわぶ」。実は存在すら知らない地域もあるんです。私は関西なので、これはあまり馴染みがありません。
そして真っ白ふわふわの「はんぺん」も、さつま揚げのようなものだという人もいれば、「はんぺい」と呼ぶ地域もあります。日本って狭いけど深い!と、つくづく感じます。
私の実家ではだしを取った手羽元の他に、丸ごとのじゃがいもやタコなども入れます。今は実家のおでんにも入ってませんが、母の話によると関西では「コロ」というものもおでんに入れる具材の定番だったそうで・・これの正体はクジラの皮を脂肪がついたまま乾燥させた加工品です。
地域によっていろんな定番おでんだねがあるので、あなたが当たり前だと思っているおでんダネも、実は地域限定だったりするのかもしれませんね。
そしておでんダネにはいろいろな種類がありますが、やはり固いもの・味が入りにくいものから順番に煮ていくのが基本です。
次は作り方としてスタンダートなおでんの人気レシピをご紹介していきます。本格派あり、簡単時短派あり。いくつかご紹介しますので、自分流にアレンジを加えるなど、いろいろ試してみてください。
おでんの人気レシピ5選!
料理名:おでん
作者:もりくーん
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料理名:おでん
作者:ema8108
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料理名:おでん
作者:まめもにお
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これでおでんの大根が一晩寝かせた味になる by ぴよぴよにすと3
女性に大人気!トマトおでんの作り方
おでんは体が温まって美味しい!でも、練り物が多くてどうしても野菜不足になりがちなメニューです。
最近はおでんにトマトを入れるのが話題になっていて、特に女性に大人気です。トマトおでんといっても味付けやスタイルは色々。レシピもたくさん載ってます。
「おでんを作ってトマトをポン!でいいのでは?」と思ってしまいますが、おでんにトマトを入れて長時間煮てしまうと、煮崩れたり全体がトマト味になってしまいます。
もちろんトマト味最高!という方もいらっしゃるかもしれませんが、煮崩れず、しかもしっかり味をしみ込ませたい時は、おでんの汁を小鍋に取って別に煮るのがおすすめです。
トマトの皮はヘタをくり抜いて沸騰したお湯にしばらくつけた後、冷水に取れば簡単に剥けます。気にならなければ剥かなくてもよいのですが、皮が破れることがありますし、味が入りにくくなります。トマトのお尻側に十字の切れ込みを入れておきましょう。
他のタネと一緒に鍋で食卓に出したい場合は、でき上がり直前に鍋に入れて温める程度でも大丈夫ですが、中まで味はしみ込みません。やはり別の鍋で煮ておいて、あとから合流させましょう。
大きいトマトはインパクトがあっていいのですが、お鍋がいっぱいになってしまうという悩みも。そんな時はミディトマトやミニトマトを使えば味が入るのも早く食べやすいです。竹串に刺して煮るのもなんだかおしゃれでいいですね。
ケチャップの大手メーカーである「カゴメ」さんのHPでは、トマト鍋のスープにおでんダネとトマトを入れるレシピを紹介しています。こちらも試してみたいですね。
【トマトたっぷりおでん】
クックパッドでは、海鮮スープを使ったレシピもあります。
ちなみにこの「トマトおでん」、冷やして食べても結構美味しいので、暑い夏にもぜひお試しください。
まとめ
おでんのだしを本格的に作るのはちょっと大変ですが、簡単にできるレシピもたくさんありましたね。コンビニおでんは手軽だけど、やっぱり“我が家の味”や“私の味”にはかないません。
おでんダネも、好きな食材で手作りするもよし、まさかのものにチャレンジするもよし。トマトに続く新しいおでんダネを発見してみませんか?
おでんを囲んで、家族や友達と温かい冬を過ごしたいですね!
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