これからの季節、どんどんおいしくなってくるのがカニです。お高くてなかなか手が出ませんが、立派なカニをいただいた時や、奮発してお取り寄せした時など、どうやって食べようか迷うものですよね。高価な食材だけに失敗は許されない・・とビビってしまいます。
カニ刺し・焼きガニ、いろいろありますが、家庭でも調理しやすいのがカニ鍋です。贅沢ついでにだしも本格的なものに挑戦してもいいかも!
「カニ鍋なんか作ったことない」
「カニ以外に何を入れたらいいのかわからない」
そんな方でも大丈夫!カニ鍋がおいしくいただけるレシピやおすすめの具材をご紹介します!
カニ鍋のだしはどうする?!
カニから良いだしが出るとはいえ、もっともっとおいしくいただきたいもの。そのためにもぜひ、だしは準備しましょう。
鍋を楽しんでいる間に鍋つゆが蒸発したり、煮詰まって濃くなったりするので、だしは多めに取っておくのがコツです。せっかくのシメの時に鍋つゆが足りなってしまってはガッカリですよね。
ここでは基本の昆布だしのわかりやすい動画をご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。
だしの取り方【和食の基本 昆布のだし】
順番に細かいところまで説明してくれている動画です。ちょっとしたコツをさらっと説明してくれています。
これであまりダシをとったことがない!という場合でも大丈夫!初めの水につけるところで時間がかかるので、余裕を持って準備にとりかかってくださいね!さらに二番ダシの取り方も教えてくれているので、明日の料理にも活用できて一石二鳥♪
これでだしは準備完了です。
もちろん、だしを取る時間がなければ、市販のだしの素を活用してもOKです!次に市販のだしを利用したカニ鍋の動画をご紹介します。
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カニ鍋レシピ!
カニ鍋のレシピ動画を探してみました。こちらは市販のだしの素を使っていますので、簡単にカニ鍋を楽しみたい方は是非参考にしてみてください。カニの胴の部分も入れてうまみを出す、無駄なく贅沢な作り方です。
旅館菊乃家さんの若女将が頑張ってくれてます!動画でご紹介したのは醤油ベースですが、他にもいろいろとバリエーションがありますよ。
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越前ガニの産地・福井県観光連盟がクックパッドに掲載しているレシピです。具材はカニの他は大根と味噌だけ。カニそのもののおいしさに左右されそうですね。
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カニのチゲもとっても魅力的です!とっても贅沢な感じがしますが、カニ鍋に変化をもたせたい時なんかにおすすめです!余談ですが、「チゲ」とは韓国語で「鍋料理」のこと。「チゲ鍋」と書いてあるものをよく目にしますが、重複していておかしいのです。
チゲ鍋の味付けも1からするレシピなっていますが、味付けに自信のない方は市販のチゲ鍋つゆで大丈夫!でもつゆが足りなくならないように、多めに準備しておいた方がいいですね。
鍋つゆをたくさん買うのも大変ですから、水かお湯で量を増やして自分好みに味付けにする手もあります。
料理に慣れた人なら市販の鍋つゆに書いてある“原材料名”をチェック!「なるほど、こんなものが入ってるのね!」と、アレンジの参考にしてしまいましょう。
カニ鍋具材の準備~主役のカニを引き立たせるのは?
さあ、いよいよカニ鍋作りです。主役のカニを引き立たせる脇役たちにもスポットを当てていきますね。
▪️カニ鍋に合う具材
- 白菜
- キャベツ
- 人参
- 大根
- ねぎ
- 葉物野菜
- きのこ類
- 豆腐
- 葛きり
やはり鍋の定番食材は白菜。キャベツが意外とおいしい!という方もいます。そのほかにんじん、大根、ネギ、葉物野菜(水菜・春菊など)、きのこ類(しいたけ・えのき・まいたけ・しめじなど)、豆腐、葛きりなどなど。どれも定番の鍋物食材です。
入れてはいけない食材はありませんが、味や香りが強く、カニが負けてしまうようなものは避けた方がよいですよ。
カニの量が少なくて寂しい時は、
- エビ
- 貝類(ホタテなど)
- 白身魚(タラなど)
を足してさらに魚介類の種類を増やしてオススメです。
■かにしゃぶも!
新鮮なカニがたくさんあるなら、初めにカニしゃぶを楽しむのもおすすめ。殻をむいたカニの足などを鍋つゆにさっとくぐらせ、ポン酢につけていただきます。ツウの方の中には「飽きるまで何もつけない!」という人もいるそうです。飽きるほどカニがあればやってみたいですね。
作り方のコツといえば?
菊乃屋さんの動画でも紹介されているとおり、カニは煮すぎるとうまみが逃げてしまい、パサついておいしくなくなってしまいます。煮えにくい具材から先に入れ、カニは温める程度と考えるとよいでしょう。
カニ鍋はしめもかなり美味しい!
カニはもちろん、野菜や他の魚介類から出ているだしを無駄なくいただけるのが「しめ」です。これが一番の楽しみという方も多いでしょう。麺もいいですが、カニ鍋はなんといっても雑炊がおすすめです。
ごはんにカニのうまみをたっぷり吸わせ、ふんわりとたまごでとじていただきましょう。少しカニの身を残しておいて、雑炊に混ぜるとさらに贅沢!
こちらの動画も参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか?見てるとカニを買ってでも食べたくなってきました!我が家では正月以外ではなかなか手が出ないのが正直なところですが、人が集まる時などに思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
大事なポイントは
- だしの準備
- 鍋つゆの準備
- カニ鍋に合う具材の準備
- しめの準備
この4つ!あとは煮るだけです。
カニを使うとなるとそれなりに緊張しますが・・鍋料理は自分好みの味・スタイルに自由にカスタマイズできるので、意外と難しくないし、大失敗しにくいメニューです。NGルールもそんなにありませんから、お料理初心者さんにもオススメです!
シメの雑炊までおいしく楽しめるカニ鍋は、きっと素敵なおもてなし料理になるに違いありません。カニに夢中で無言になってしまいますが、それもいいと思います。みんなが夢中になってカニにしゃぶりつく姿を見ているのも悪くないものです。
ぜひお試しくださいね!
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