会社や学校を休めないから風邪を即効で治したい。大事な用事を控えているから風邪を長引かせたくない。切実な悩みですよね。
風邪で体調が悪いと、しんどいだけではなく何事もやる気が起こらず、失敗してしまったりする原因にもなります。
そこで今回は、風邪を引いた時の基本的な対処法、頭痛や喉の痛みを即効で治す方法などを解説していきます。
<風邪の治し方>即効で治すためには基本が大切
風邪を治すために一番重要なことは、体の免疫力を上げることです。
熱や頭痛、喉の痛みにはじまる風邪の諸症状は、免疫力の低下によって招かれるもの。つまり免疫力アップが体調回復のカギを握っています。
免疫力を上げる時に重要なのが以下の三項目。裏技的なものもたくさん世には情報としてありますが、まずは基本に忠実に。風邪の治し方の基本を1つずつ解説していきます。
体を温める
ウイルスは38度を越えると、ほとんどが死滅することがわかっています。
布団にくるまって体を温めたり、温かい食べ物や飲み物を撮るようにしましょう。汗の放置は体を冷やすので、汗ばんできたらすぐに拭き取るようにしてください。
短時間のシャワーや入浴も体を温めるのに最適な方法です。(長時間の入浴はダメ)
消化しやすい食事を摂る
おかゆやうどんなど、消化に良いものを撮るようにしましょう。
消化のしやすい食事は、胃の負担を和らげて余計なエネルギー消費を防ぎます。ウイルスと戦うためのエネルギーを他のところで消耗させないようにすれば、風邪をより早く治すことができます。
よく眠る
やはり即効で風邪を治すためには、しっかりとした睡眠が欠かせません。
よく眠ることで体力が回復し風邪への抵抗力がつくからです。だいたい8~10時間は睡眠時間を確保するようにしてください。
入浴後すぐに布団に入るようにすれば、体がポカポカして副交感神経が優位になり良質な睡眠ができるようになります。
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風邪による頭痛の治し方
風邪による頭痛は、ウイルスと戦うために血流を良くすることで、頭の血管が広がることによって引き起こされています。
膨張した血管の周辺が刺激されて、それが痛みの引き金となっているのです。逆に言えば、頭痛を治すためには血管を収縮させてしまえばいいというわけです。
以下血管を収縮させ頭痛を直す方法をご紹介します。
血管を収縮させて頭痛を直す方法
- ズキズキと痛む箇所を濡れタオルや氷で冷やす
- コーヒーや紅茶などでカフェインを摂取する
- 鎮痛作用のあるアロマを焚く
カフェインには血管を収縮させる働きがあるので、頭痛を抑えたい時にはコーヒーや紅茶を飲むようにしましょう。
ローズマリーやラベンダー、ペパーミントなど、鎮痛作用のあるアロマオイルを焚いて香りの効能で頭痛を直す方法もオススメです。
ただし、頭痛は風邪によるものではない場合もあるので、なぜ頭痛が起こっているのかを見極める必要があるので注意が必要です。
風邪による喉の痛みの治し方
喉の痛みや声枯れは、乾燥した空気によって喉の粘膜が乾きそこに菌が付着することで炎症が起こることが原因です。
つまり、喉の痛みを治すためには、喉の潤いを保つことと喉を温めることが大切になってきます。
もちろん、喉の炎症を直接的に抑える対処法も効果的です。以下、喉の保湿+温めによって炎症を抑え、喉の痛みを治す方法をいくつかご紹介します。
喉の炎症を和らげ痛みを取り除く方法
- マスクをしながら寝る(寝ている間も喉を保湿)
- のど飴を舐める(唾液の分泌により潤いが持続)
- ネックウォーマーなどで首元を温める(菌の繁殖を防ぎ炎症を和らげる)
- 熱い緑茶を飲む(緑茶本来の殺菌作用と高温によるウイルス除去で痛みが治まる)
- 生姜湯を飲む(生姜に含まれる成分が喉の炎症を鎮める)
引きはじめの風邪が悪化すると、喉の痛みや声枯れの症状が咳に発展します。そのため初期症状が出始めたら早めに手を打つことが大事です。
そして風邪の引きはじめに効果が高いと言われているのがビタミンCです。
ビタミンCは風邪や喉の痛みの改善に有効な成分。アセロラやキウイ、いちごなどに豊富に含まれているので、それらを摂取して風邪の回復を早めましょう。
ちなみに、風邪を治したい時に必要なビタミンCの摂取量は1日2000mg~3000mgです。サプリメントから摂取しても構わないので、風邪引きの時には積極的にビタミンCを摂るようにしましょう。
まとめ
風邪を即効で治すためには、基本的な対処法を理解した上で、自分の症状に合わせた措置を取っていくことがポイントのようです。
体を温め、消化の良い食事を取り、よく眠る。これが基本的な3つの風邪の治し方。
人によって頭痛がひどかったり喉の炎症がひどかったりと風邪の引き方にも個性があるので、自分のパターンをよく把握して、それに合わせた対処法を覚えておくと良いですね。
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