朝の時間がないときに限って、こんなところにシワが!(汗)なんてことありませんか?
そんなときにはハンディスチーマーの出番!ハンガーに掛けたままハンディスチーマーでしわ伸ばしをすることが出来ます。
しかし、きちんと使い方を知っておかないと、全くシワが伸びないなんてこともあります。またハンディスチーマーに向いていない素材などもあるので注意も必要です。
今回はハンディスチーマーの使い方として、
- ハンガーにかけた時の使い方
- スーツの場合の使い方
- シャツの場合の使い方
を紹介します。そしてハンディスチーマーに
- 向いている素材・向いていない素材
を紹介していきます。
ハンディスチーマーの使い方〜ハンガー編〜
ハンディスチーマーを使う時は基本洋服をハンガーにかけたまま使用します。この時、なんとなくハンディスチーマーをかけただけではシワが思ったより伸びません。
私なんて、このコツを知らなかったから初めてハンディスチーマーをかけた時は全然うまくいかず、なんでー!!という感じでした。それもそのはず、何も知らずに蒸気だけ当ててたからだったんです。
まず、基本的な使い方はこちらです。
- 服をしっかりしたハンガーに掛ける。
- 手で服を軽く引っ張り、ピンっと張る。
- 張ったところにスチームを押し当てる。
この3つのコツを実践することによって素早く効果的にシワを伸ばすことができます。
私のハンディスチーマーのイメージは、ふわっと蒸気を当てたらすっとシワがなくなっている・・というものだったのですが、これではだめ。
「洋服をピンと引っ張りハンディスチーマーを押し当てる」単純で簡単なことなんですが、これが意外に知らないことなんじゃないか?と自分の経験から感じました。
ピンと引っ張るためにはハンガーにきちんと洋服がかかっていることが前提でもあります。引っ張ると取れないような掛け方や、ハンガーにかかりにくい洋服の場合はハンディスチーマーに適していないものだともいえます。
どの部分もきっちりハンディスチーマーをかけるためには、きちんとハンガーにかけるという手間を惜しまないようにしましょう。
そして「押し当てる」ことも忘れずに!
ハンディスチーマーの使い方〜スーツ編〜
会社員の人などは、毎日スーツを着ますよね。スーツがクシャッとなっていると、どうしてもだらしなく見え、逆にピシッとしていると出来る人だという認識を持ってもらえます。
ですが、スーツはデリケートで洗濯するわけにはいかないし、そう毎日クリーニングに出せるものでもありません。
ハンディスチーマーをかけるときに注意することやスチームアイロンのかけ方のポイントを押さえておきましょう。
スーツのハンディスチーマーのかけ方
⒈スーツをハンガーにかける。
ハンディスチーマーを使うときは、ハンガーを使うようにしましょう。
⒉スチームをかける。
スチームを全体にまんべんなくかけます。特にシワが多い部分には、時間をかけてすると、より効果的です。
上記でもお伝えした通り、生地を引っ張りながらすると、シワが伸びより綺麗に仕上がります。
スーツの場合、気になるのが当て布のこと。ハンディスチーマーをかける時、当て布はいりません。その代わり、直接は当てず、1cmほど浮かせた状態ですることがポイントです!
⒊最後にシワ伸ばし
スチームをかけ終わってすぐは、ほどよく湿っていて温かいので、手で引っ張るとシワが伸び消えます。なので、スチームをかけた後、細かいシワを見つけたら、手で引っ張りましょう!
⒋重力におまかせ
アイロンをかけた後は、すぐに着たり、クローゼットにしまったりせず、しっかり熱と湿気を取るためにハンガーにかけておきましょう。
ハンディスチーマーでは物足りない!という場合に念のため、ハンディスチーマーではなくスーツにアイロン(スチームアイロン)を当てる時の注意も一緒に紹介しておきます。
アイロンをかけるときの注意点
設定温度はスーツの素材によって違います。
- 綿、麻のとき 高(180〜200℃)
- ウールのとき 中(140〜160℃)
- ナイロン、アクリルのとき 低(110〜130℃)
と決まっています。
間違った温度設定をしてしまうと、生地が傷んでしまいます。また、スーツをアイロンするときは、水分が大事です。
なぜなら、水分を与えることで、シワ伸ばしや脱臭の効果があるからです。なので、スーツにアイロンをかけるときは、湿るくらい霧吹きで水を吹きかけましょう。
例外としてウールには水に弱いので、かけ過ぎに注意しましょう。
スチームアイロンがある場合は、スチームだけで十分です。注意点としてもう1つ!当て布を忘れずしましょう。
当て布とは、アイロンと衣服の間に敷く布のことです。スーツはそのままアイロンをしてしまうと、生地を傷めてしまいます。
なので、当て布を忘れずしましょう。また当て布は、綿100%のものが良いのでハンカチや手ぬぐいなどがいいでしょう。
ハンディスチーマーの使い方〜シャツ〜
シャツのハンディスチーマーの使い方は、最初に紹介した、ハンガーにかけたままのときのハンディスチーマーの使い方と同じようにするといいですよ。
大体はハンガーでいけるのですが、シャツの場合のポイントとしては、袖口と襟部分だけはアイロン台を使うということです。
まず袖口は、内側にアイロンを滑りこませ、端までかけて最後に中央に戻してたるみを逃がします。
襟部分は、空いた手で引っ張りながら、両端から中央に向かってかけ、整えます。これでいつでもピシッとしたシャツを気持ちよく着れますね!
アイロン台を出すのがめんどくさい・・という方も多いかもしれませんが(私もです)、ビシッとシワ伸ばしをするためにはこの手間を惜しまないようにしましょう・・。
ハンディスチーマーでシワが伸びやすい素材
素材によってもシワが伸びやすいかどうかが変わります。ここでは、ハンディスチーマーに向く素材、向かない素材をご紹介しますので参考にしてくださいね。
ハンディスチーマーでシワが伸びやすい素材
- 混紡等
- 化学繊維
- ニット系
- シフォン
- カーテンやソファ
- 絨毯やカーペットのクセ取り
- 手編みマフラーや帽子
- レース編みや刺繍の仕上げ
ハンディスチーマーでシワが伸びにくい素材
以下のものは、どちらかというと普通のアイロン向きの素材です。きちんとシワを伸ばすためには高温で、なおかつ押さえることが必要。
ハンディスチーマーだけではちょっとシワの伸びが物足りない仕上がりになるかも?
- 綿製
- 麻製
まとめ
毎日のように着るシャツやスーツは、いつもピシッとしていたいですよね。それだけでとてもスタイルがかっこよく決まります。
アイロン台が必要のないハンディスチーマーは、ハンガーにかけたままですることができ、しかも脱臭効果もあるようなので、とても便利ですね!
注意することもあったので、それを忘れずハンディスチーマーを活用していきましょう!
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